絵本「かくれんぼねこ」ちょっと怖い、でも気になるファンタジー

かわいいけど怖い　まさに芸術作品

さあ、ふしぎな世界へ行こう！

怖いとカワイイの中間のふしぎな絵本を見つけました。猫と女の子のかくれんぼのお話です。

絵本「かくれんぼ　ねこ」

つじにぬき　作

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あらすじ

女の子が縁側でお人形と遊んでいると庭から猫がやってきます。いっしょにあそぼうと猫に誘われて、かくれんぼをすることに。いつものお庭なのに、いつもと違うところに迷い込み・・・

・細やかで丁寧な描写と　かわいいけど怖い独特な雰囲気に引き込まれる

・かくし絵が　たくさんあり探すのが楽しい

・緻密な絵の構成、色彩に圧巻

猫と女の子の表情がとても細かく変化し、背景となっている庭の雰囲気も　どこか懐かしく、どんどん引き込まれてしまいます。木々や植物の描写もかなりレベルが高く、プロならではの圧巻の作品に仕上がっています。

「怖い」という要素はどこからくるのか　ふしぎですが、きっと感じることでしょう。

女の子は猫とかくれんぼして、どんどん別の世界に迷い込むのですが、帰って来れるのかドキドキワクワク。子供から大人まで魅了するアートのような絵本だと思います。

開いてみると、また読み返したくなる、くせになる絵本。あなたもぜひ！

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作者の「つじにぬき」さんとは・・

京都府生まれ。セツ・モードセミナー卒業。絵本作家、イラストレーター、銅板画家（京都銅板画教室会員）nowaki絵本ワークショップで絵本制作について学ぶ。
2017年第１８回ピンポイントギャラリー絵本コンペ優秀賞受賞
2019年第３９回カダケス国際ミニプリント展入選
2020年第５７回イタリアボローニャ国際絵本原画展入選