こころをゆさぶる、素敵な絵本
かなり大切な作品なので、心して、作品の良さが伝わるように紹介したいと思います!
「だいすきなパパへ」ジェシカ・バグリー作
あらすじ
バークリーとママはうみべのちいさな家にすんでいた。いつもパパに会いたいと思っているが、もう、会えないのだ。
ママはバークリーを温かい愛で包み、毎日を大切に過ごしていた。
バークリーは海辺に流れ着いた流木などで、小舟を作った。これをパパにも見てもらいたい。
その小舟には小さなカードをつけてメッセージがのせてあった。何か特別なことがあるたびに、小舟を海に浮かべて流した。パパに届くように・・。
パパへの贈り物の小舟はたくさんできて、海に流れていった。でもある日、バークリーはママの部屋で自分の小舟が保管してあるのを発見した。
どうしてこんなところにあるんだろうと疑問におもったバークリーは、すぐに理解したのだ。
パパのところには一つも自分の小舟が届かなかったことを・・・・。
そしてママの深い愛情を感じたバークリーは・・・!?
おすすめポイント
・バークリーとママの愛情あふれる暮らしに心があたたかくなる
・心をうつ、本文とやさしい水彩の絵がすてき
・最後のバークリーの行動に涙が止まらない
バークリーはいったい、どんな行動を起こしたのでしょうか?続きは絵本でお楽しみくださいね。
しかし、残念なことに現在中古しか ご案内できないのです。在庫切れの状態のようです。
この絵本はとても素晴らしいので、ぜひ増版してほしいですね。
もう五年以上は繰り返し読んでいますが、何度でも感動するのです。パパがいなくなって会えないのはとてもつらい。そして寂しい。ママもバークリーと同じ気持ちだったのです。
寂しさを我慢して、バークリーにあふれる愛情をそぞぎ続けている様子は胸が熱くなります。
私たちの子供たちにもこの絵本を持っていてほしいので、何冊か手元に置きたいと思っています。