開いた瞬間、作者の世界観に圧倒される、びっくりする絵本を見つけました。これは・・もはや一つのアート作品です。
「天女かあさん」ペク・ヒナ作
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・ 立体的な人形、背景のセットの緻密さに圧倒される
・ ストーリーも心あたたまるもので、いやされる
・ 個性的な天女かあさんの、どこかで見たお顔に、ほっとしてしまう
この絵本、本当に芸術作品!!
まるで、映画の中に入り込んだかのような細部まで作りこんだ背景、表情ゆたかな人形・・・。
働いている母親が どうしても急には帰宅できず、熱をだした子供のお世話を少しだけ、お願いするのです。
子供に対する愛情が伝わってきます。
これは実際に見てみないと、作品のすごさは伝えられない。
一度、読んでみてくださいね。
作者の他の作品も、きっと見たくなると思います。
作者のペク・ヒナさんは・・
絵本作家であり、
自称「人形いたずら作家」
1971年、韓国ソウル生まれ
梨花女子大卒業後、カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ
人形制作、緻密なセットづくり、撮影までを一人でこなし、唯一無二の空間を作り出すことができる
数々の賞を獲得する、韓国で注目される絵本作家である
邦訳絵本に『ふわふわくもパン』
『天女銭湯』『天女かあさん』
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