

おすしやさんにいらっしゃい
おかだだいすけ作
遠藤宏 写真
生きものが食べ物になるまでの写真と文章でとてもわかりやすいのです。写真がとても上手にとってあり、臨場感いっぱい。自分もそこに参加しているような気持になります。
あらすじ
子どもたちが、おすしやさんののれんをくぐる。
「へい!いらっしゃい!」と声をかけられ、まるでおすしやさんの店内に入ったかよう。さてどれをおすしにしよう。
魚たちが釣られた瞬間の写真がとても新鮮そのもの。キンメダイ、アナゴ、イカをさばいていく。部位や食べれるところをしっかり教えてもらう。
普段はみれないおすしやさんの裏側にとてもワクワク。
そして・・最後はおいしくいただきます。
・たくさんの細やかなカットの写真と文に理解が深まる
・写真に臨場感があり引き込まれるおすすめポイント
・知らず知らずのうちに食育になっている、楽しい絵本
作者のおかだだいすけさんは・・
1979年千葉県生まれ
大学浪人中に母親の急死をきっかけに18歳で食の世界へ
24歳で修行後、寿司職人として独立
2008年東京にて完全紹介制、完全予約制の寿司屋「酢飯屋」開業
「使う食材や道具なでゃ可能な限り生産地に足を運び五感で確かめる。自分で作れるものは作る、獲れるものは獲りに行く」にこだわる
幼稚園や小学校にて魚をさばき料理に仕上げるまでを子どもたちに見せる会や高校でのワークショップなど、様々な活動を行う
とても熱心におすしと食育に対して活動されている方なのです。
この絵本の写真を担当した、遠藤宏さんは・・
1971年山梨県生まれ
出版社、スタジオ、新聞社勤務を経てフリーランスへ
人物、旅、インテリアなど主に人と生活にまつわる写真を撮影
田んぼや畑、漁港などにたつ建物、納屋にみせられ、全国各地を回って写真をとることがライフワーク
独特な存在感をはなつ小屋の写真には定評がある。2019年小屋愛好会を設立
写真にとても迫力があり、人物の表情もとても上手にとらえ、臨場感がありひきこまれるのです。